4/3のまちの保健室(自分のオンタイムは…)

今日のまちの保健室は、新しくなった活動センターでの初開催でした。

 

各会議室には窓が付いて、明るい雰囲気です。

 

本日初参加のイケメン男子も加わり、いつものようにまちの保健室が始まりました。

 

さて、本日のひとコマをご紹介しましょう。


あなたは、数学のテストが85点でした。


一人目のあなたは、「100点が取れなかった」と悔しがります。
(検証1)それは、100点が取れる自信があったからです。


二人目のあなたは、85点が取れて大喜びです。
(検証2)予習復習をして臨んだテストの結果に大満足した。


三人目のあなたは、85点なんて特にスゴイことではないと言います。
(検証3)周りからよくやった!スゴイじゃん!と言われても、大したことはない言います。


さて、あなたは、何人目のあなたに当てはまりますか?


今日は、フッサールの現象学的還元のお話をしました。
簡単に説明すると、意識が先か、現象が先かという次元でいえば、意識が先だということです。
フッサールは、「それは意識の思い込みにすぎない」と断言します。

私は、フッサールの現象学を私なりに解釈し、「自分のオンタイムは、自分でコントロールしている」と伝えています。


テストの点数が85点という結果、要するに現象は同じなのに、3通りのあなたを例に出しました。

 

3通りのあなたの意識がどこにあるかを確認するには、(検証)の主語を「私」にしてみましょう。

 

(検証1)私は100点が取れる自信があった。
(検証2)私はテストの結果に大満足した。
(検証3)私は大したことはない。

 

検証の1と2の意識は、自信があった、満足したというところに意識があり、検証3では大したことはないというところに意識があります。

 

この意識の向く方向が、結果的にその現象(感情)を起こしていると言うことです。

 

この意識は、一人目と二人目のように自分自身にモチベーションをもたらす効果もあれば、三人目のように自分自身を否定してしまうこともあります。

 

あなたは、何人目の意識を持って、自分の目の前で起こる現象を待ちたいですか?

 

あなたの選択次第で、好きなような現象を起こせるのです。


だから、私はこう伝えているのです。


「自分のオンタイムは、自分でコントロールしている」

 

 

さて、次回は平成最後の「まちの保健室」です。

 

参加していただいたみなさんと、平成最後の集合写真、撮りましょうね~♪