今日のまちの保健室では、40年ぶりに学生時代の友人数人と会ったお話がありました。
卒業して以来の再会だったそうです。
駅で待ち合わせをされたそうですが、相手が自分のことを見つけてくれたとのこと。
ご自身は、全く友人のことがわからなかったそうです。
あなたは何年かぶりに再会してみたい人を思い浮かべることはできますか?
会ってなかった時間をどの様に過ごしていたのか、とても会話が盛り上がったそうです。
そして40年ぶりに再会できたのは、年賀状のやり取りが続いていたからだそうです。
40年前と言えば、携帯電話も無い時代です。
40年間で繋がる手段が手紙からネットに変化してきましたが、アナログの力はスゴイなと感じました。
そもそも古代の暮らしや文明などの解明も、石碑に刻まれた絵だったり文字だったりが残っているからわかったことなんですよね。
石に意思を刻むって超アナログですが、世の中に残り続けることが証明できているわけです。
現代のネット社会でのデータ保存は、本当に後世まで残り続けるのでしょうか?
石に刻むと目に見えますが、文字が無かった時代はきっと人々の心に大切なことをたくさん刻み込み、伝承していったのかも知れませんね。
「心に刻む」を言い換えると、「脳裏に焼き付ける」「しっかりと記憶する」になります。
40年ぶりに再会して、昔話が次々と出てきて、色々なことが蘇ってきたそうです。
その時々の出来事は、全て心に刻まれていて、宝物としてカラダ(脳?)のどこかに保管されているだと思います。
全てを覚えておくことはできませんが、全く忘れてしまうと言うことはないのだと思います。
あなたの大切な宝物は、懐かしい友人が開けてくれるのかも知れません。
もう一度、質問しますね。
あなたは何年かぶりに再会してみたい人を思い浮かべることはできますか?
それから、何年かぶりに「まちの保健室」に遊びに来るのも、良いのではないでしょうか。
いつでも、あなたをお待ちしております。
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