8/28のまちの保健室(刈り取る)

ムカついたり、緊張したり、落ち込んだりといった負の感情におそわれると、やる気を失い、物事に集中できなくなります。


数時間、人によっては数日間、この負の感情と付き合い、対象となる相手を許すことができず、または、そんな自分をダメな人間だと責めてしまったりします。


心が疲れてしまう最大の原因は、「マイナスの感情」です。

 

この「マイナスの感情」を、どうやって刈り取るか!というお話しが、みなさんのお話しの共通点でもありました。

 

刈り取り方は人それぞれです。

 

カチン!と来ていた子どもからの言葉に、時間を置いたら冷静になれた。

 

親の変わってしまった姿、悲しさをみんなに聞いてもらったら、現在介助している時間を親孝行と捉えてみた。

 

重度の障害を抱える方の行動力を見て、自分の考え方が広がった。

 

「負の感情」を刈り取るに、時間が必要だったり、聴いてもらう仲間だったり、他者と自分自身との比較での気づきだったりと様々です。

 

このように一見、「負の感情」を刈り取るには、一定の方法が無いように感じるかも知れませんが、実は共通したことを無意識で行っているのです。

 

それは、自分で刈り取る判断をしているということなのです。

 

もう少し、わかりやすく説明してみましょう。

 

感情を表す言葉は、たくさん存在します。

 

幸せな 楽しい 嬉しい 穏やか 安心
怒り 怯える 悲しい 傷つく 不安

 

では、感情の種類はいくつあると思いますか?と、みなさんに質問させていただきましたが、「ポジティブな感情」(プラスの感情)と「ネガティブな感情」(マイナスな感情)のたった2種類なんです。

 

感情とは、感じることです。


その感情から思考が生まれます。

 

さて、ここで「負の感情」の刈り取りるために‘思考’が判断していることが、共通していることなのです。

 

感情の種類は2択しかなので、どちらか一方をみなさんはいつも選択して思考を作っているのですが、「ポジティブな感情」(プラスの感情)を選択することによって、刈り取りができているのです。

 

「マイナス感情」を刈り取るヒントは、感情の種類は2択のうち、どちらを選択するか…それが思考に繋がります。

 

そして、思考は「行動」に繋がっていきます。

 

「思考」とは、判断することなんです。

 

判断することって、大切ですよね。

 

一人で判断するより、まちの保健室で話を聴いてもらってから判断すると、良い行動に繋がっていくかも知れませんよ。

 

マザーテレサの言葉にも通じます。

 

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

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コメント: 2
  • #1

    かずみー (木曜日, 20 9月 2018 13:33)

    この日、参加いたしました。
    負の感情におそわれるとヤル気を失い物事に集中できなくなくなった経験続けてます。感情の種類には2択しかないと
    言うことに納得いたしました。これからはポジティブ
    プラス思考を選択します。とても勉強になりました。
    私は、マザーテレサの言葉が大好きです。

  • #2

    こころをつなぐ平塚 (木曜日, 20 9月 2018 18:52)

    かずみーさんへ

    メッセージありがとうございました。
    マザーテレサの言葉、ステキですよね!
    感情の二択を選択するときに、「快」か「不快」かで判断すると、選択しやすいかも知れませんね。