人間には、ふたつの能力があります。
ひとつは、学力やIQなど数値で評価できる認知能力です。
もうひとつは、協調性や計画性、コミュニケーション能力といった数値で測りにくい非認知能力です。
今日のまちの保健室の話題に、家族との付き合い方がありました。
夫婦として、親として、家族のサポートや家庭内の調和を取ってきました。
ある意味、自己犠牲を払いながらも、時にはくじけそうになった時もあったでしょう。
そして月日は流れ、そろそろ自分のために時間を持っても良いのかなと言う心境の変化をアウトプットしてくれました。
私は、自己犠牲と認識しながら、家族のバランスを取ってきた歳月は、実は非認知能力を高める源だったのではと感じました。
非認知能力は、感情や心の動きといったものです。
子育てには、予期しない出来事が付き物ですが、対応するために努力や調整を身につけていきます。
これは、意欲がないと出来ません。
夫婦間での考え方や理解度の違いを乗り越えるには、どのように調和を保とうとするか考えます。
これは、協調性を養います。
家族として、親として、夫婦として、全てを放任したいけれど、自己犠牲を払いながらも我慢してきた日々。
これは、耐える力、自制心が養なわれます。
そろそろ自分のために時間を持っても良いと思えたのは、ありのままの現実を受け入れ、自己主張した結果だったと思います。
これは、どんな状況下でも自信を持って前向きに取り組める、自己肯定感が高まった結果なのだと思います。
意欲・協調性・自制心・自己肯定感は、感情や心の動きで、非認知能力になります。
家族を通しての生活の中で、非認知能力が備わった結果だったのだと感じたのです。
その他、様々なライフイベントの経験も、全て自己成長に繋がっていると思います。
非認知能力は、人間関係を形成する力に大きく関わり、社会情緒的スキルともいわれ注目されています。
人生に大きく影響し、この能力を高める幼児期に非認知能力が高まる教育への関心が高まっています。
「え、幼児教育…」「もう大人になっちゃてるよぉ~」と、若干焦ってしまったあなた。
ご安心ください。
まちの保健室でも、非認知能力が身に付く可能性が大いにあります。
それは、この様に非認知能力を身に付けた方と一緒に過ごせる時間を持てる可能性があるからです。
試しに一度、遊びにきてください。
いつでもあなたをお待ちしております。
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