8/8のまちの保健室（人間力とは）

職場の職員からの一言で「カチン！」と頭にきて、感情を行動に出してしまったと反省談がありました。

 

そのお話しから少し脱線して、「人間力」ってどんなものだと皆さんは思いますか？という質問をしました。

度量が大きくて深い

優しさ

相手を想いやる気持ち

自立している

信頼感

自分を持っている

などなど、とても素晴らしい答えが参加していただいた皆さんから頂くことができました。

 

そもそも、「人間力」とはどんな定義なのでしょうか？

2003年に内閣府が「人間力戦略研究会」を設置し、「人間力とは、社会を構成し運営するとともに、自立した一人の人間として力強く生きていくための総合的な力」と報告書のなかで定義しました。

 

うーん、何だかわかったような、でも、総合的な力とか、よくわからないなってなりませんか？

例えば、ストレスは、外圧による心のネジレ。レジリエンスは、ストレスに対する心の弾力性。

 

このように、対義語を考えると、より理解力が増すヒントになります。

 

では、「人間力」の対義語とは、、、うーん、これも難しいですね。。。

 

「人間力」の対義語は、無いそうです。

 

しかし、ここで「人間力」の研究を終わらせるわけににはいきません！

 

と、いうことで、「人間」は、感情を持つ人類と定義すれば、その対義語として、感情を持たない機械というイメージが妥当かも知れません。

 

このイメージから、豊かさのない冷たい印象を想像できるのではないでしょうか？

 

「人間力」とは、豊かさのない冷たい印象を持ち合わせない人と定義できると思います。

 

でも、これも、なんだかわかったような、いまいちピン！ときませんよね。。。

そして、私が研究に研究を重ねた結果、辿りついた答えが、これです！

 

「名刺や肩書に頼らず、人から必要とされる人」

 

昔○○会社の常務でした

元○○高校の校長でした

○○の資格を持っています

定年を迎え所属先が無くなり、自分のキャリアを看板に、地域で老害にならないようにと、企業でもシニア研修が行われるようになりました。

 

「あなたは、何をされている方ですか？」

 

「はい、私は宇野努をしております」

 

こんな風に、私も「人間力」をつけたいな…と思っておいます。

 

それには、日々、勉強ですね！

 

☆失敗しない人生は、必ず失敗する☆

 

みんさん、大いに失敗談をお話ししに来てくださいね。

 

きっと「人間力」が身についてくると思います。