6/22のまちの保健室(知人と友人)

 

親しい知人とか、嫌いな友人という表現は、違和感を感じますね。

 

言葉を入れ替えてみると、いかがでしょうか。

 

親しい友人、嫌いな知人。

 

おー、違和感がありません。

 

人(相手)に対する「心の距離感」が、友(とも)なのか、知(しっている)なのかで、呼び方が変わります。

 

知人との交流は、距離感が保ててますので、冷静な判断や対応が取れます。

 

友人との交流は、あなたも私ときっと同じはずだと勘違いしてしまうことがあり、人間関係がこじれる場合があります。

 

同じような響きに、「共感」と「同感」があります。

 

共感は、相手の世界観を尊重して受け入れることです。 

 

知人だと、共感対応はうまくできます。

相手に踏み込まず、距離感を持って受け入れることができるのです。

 

同感は、相手の世界観と自分の世界観が一緒だということです。

友人の悩みを、「うんうん、わかる~、つらいよね~」と簡単に同感できます。

しかし、その次に「私も同じ体験したことあるから、とってもよくわかる~」となります。

ここから、友人関係がこじれていきます。

 

え、、、どうして!!!

 

そう感じたあなたは、無意識に友人を傷つけているかも知れません。

 

悩みを持った友人の話を、聞き手側のあなたが「私の話」にすり替えていたのです。

 

悩みをあなたに打ち明けた友人は、あまり気持ちの良いものではないです。

 

じゃ、どうしたらよいのですか???(と、声が聞こえてきました!)

 

その答えは、知人さんが持っています。

 

きっと知人さんだったら、

「そんなつらい出来事があったのですね」

と、距離感を持って相手の悩みを受け止めていることでしょう。

 

人間関係は面倒なことが多いです。

どうしてかというと、この世の中は、「嫉妬」と「羨望」で出来ているからです。

 

友人をたくさん持つより、知人とたくさん繋がっている方が、生きやすいかも知れませんよ。

 

いやぁ、、、でも友達がいないのはさみしいかも…と思ったそこのあなた!

 

今は、SNSで会ったことのない人とも、簡単に「友達」になれる時代です。

 

でも、それはちょっと違うかも…と思ったら、まちの保健室にいらっしゃい♪

 

温かな気持ちになれると思いますよ。

 

お待ちしております。