「最近、一年があっという間にすぎる。」
そんな風に感じたことはありませんか?
まちの保健室も、いよいよ5年目に入りますが、あっと言う間に感じています。
実はこれ、ジャネーの法則といって心理学的にも証明されているのです。
例えば50歳の大人と1歳の赤ちゃんを比較します。
50歳の大人の人生の1年の長さは50分の1です。
1歳の赤ちゃんの1年の長さは1分の1ということです。
よって、50歳の大人は1歳の赤ちゃんの50倍の速さで1年を過ごしているということです。
だから、歳を重ねるごとに、一年が早く過ぎ去っていく感覚になるのです。
これは、個人が感じる時間感覚の話ですが、生きた時間には、どんな意味があるのでしょうか?
人生は修行…
生きるのが面倒になることがある…
だれでも、このように思う時があると思います。
ご縁をいただいたことのある聖路加病院の日野重明先生は、長命でした。
そして後世に大きな影響を与えました。
人生の教訓をたくさん残された松下幸之助氏や、昭和天皇も長命でしたね。
不慮の事故や重い病気により、やむなく短命の人もいます。
みなさんも知っている有名人だと、アメリカの俳優ジェームズ・ディーンは24歳、15世紀のフランス王国の軍人ジャンヌ・ダルクは19歳で人生を終えました。
どちらがいいわけではなく、もしかしたら、それが運命というものなのかも知れません。
私は、研修や講座などで、「運命とは答えが見つからない時に使う言葉」などと表現していますが、いかがでしょうか?
そして、こう思うのです。
人生で大切なのは、生きた長さより、生きた質(濃さ)ではないかと…。
みなさんは、自分の人生の主人公です。
主人公ですから、自分の思った通りに、歩んで良いと思います。
そして、何かつまずいたとき、淋しいとき、ヒントが欲しいとき、「まちの保健室」にいらしてください。
2018年、最初のまちの保健室に、さっそく新しいお友達が参加してくれました。
来る前までは、どうしようかな…、、、、と不安だったに違いありません。
最後に、感想を聞きました。
「来て良かったです!」と、感想を頂きました。
そして、「勇気」を持っていたことに気づかれたと思います。
今年度も、集い・学び・繋ぐをモットーにたくさんの笑顔づくりのお役に立てればと思います。
どうぞ、よろしくお願い致します。
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