9/13のまちの保健室(わかり合えるとは…)

 わかり合えるの「合う」は「互いに」という意味合いです。英語で言えば、「each other」
お互いに相手のことを理解するようなときに使います。

 

 カップル間での相性で、理系と文系、インドアとアウトドア、現実主義とロマンチスト、ひらめきと努力、せっかちとのんびり、神経質とアバウトのような水と油のカップルは世の中にたくさん存在していると思います。


 カップルの時は、自分の持っていないものが相手にあることをリスペクトとして捉えるので、頼もしい、素敵、凄いといった感情が優先されるのだと思います。


 これは、良い事ですよね!相手のことをお互いにきちんとわかっている状態なので、水と油の相性でも「わかり合える」のでしょう。

 

 恋は盲目と言いますが、人が恋に落ちるという状態は、脳内でPEAというホルモン濃度が上昇することで、脳が快感を示している状態であり、さらには、ドーパミン、オキシトシン、エストロゲンなどの、他のホルモンとの相互効果で、相手と一緒にいたいとか、性欲が高まっている状態がつくられてゆきます。


 このPEAというホルモンは、精神的に不安定の状態で、ドキドキしていなければ分泌されないという性質を持っていますので、恋をしている時は、ある意味正常な判断に欠如するとも言えますね。

 

 やがて夫婦となりお互いの「視力」がだんだんと良くなっていきます。そうすると今度は相手の欠けたところが目に入ってくるのです。そしてお互いに本来の水と油に戻っていきます。PEAホルモンはというと、2~3年で少なくなってくると言われています。

 

 最近は、「不倫」の話題が多いですが、不倫されている方々は、PEAホルモンが分泌されている状態なんですね。(この話は別に関係ないか…笑)

 

 さて、熟年夫婦間でのわかり合えないコミュニケーションを取り続けることは、双方も周りの家族もストレスですよね!そもそも、わかり合おうなどとも思ってないことでしょう…。

 

 夫婦となってからは、「恋」を「愛」に変えていく作業が必要になってきます。私の「婚活講座」の重要ポイントのひとつです!

 

 「恋」を「愛」に変えていく作業として、「わかり合う」から「わかち合う」ことを勉強してもらいます。「分かち合う」は、「分け合う」と同じ意味で「共有する」と言うことです。

 

 身も心も、「共有する」といったニュアンスと距離感で「わかち合い精神」を夫婦間で持てれば、100歳までも楽しい人生が歩めると思いますよ。

 

 「わかち合い精神」を身に付けるのは、今からでも遅くないです。月二回、「まちの保健室」に足を運んでみてください。その際のポイントは、ご夫婦ご一緒に!

 

 さて、本日のまちの保健室でも2つのわかち合い精神がありました。


 ひとつは、もうすぐお誕生日を迎えるお仲間に、Happy Birthday!のメッセージとお花と大拍手!
もうひとつは、やはりお仲間が長野県松本市で精魂込めて頑張られているので、一緒にみんなでお祈りしました!


 一緒に居ても、例え離れていても、気持ちを共有できる仲間を持てることは、とても素晴らしいことだと思います。

 

 これからも、まちの保健室は、「わかち合い」でみなさんとともに、歩んでいきたいと思います。