ある地域を訪れるたときの、ちょっとしたことに気づいたお話です。
「あれ、食事をするお店が思ったより少ないな」
普段、地元で生活していると、ごはんを食べる場所に困ることはあまりありません。
いろいろなお店があって、その日の気分で選ぶことができます。
でも、それは“どこでも同じ”ではなかったという気づきです。
「自分の暮らしているまちは、思っていた以上に恵まれているんだな」と。
離れてみて初めて見えることって、あるものです。
一方で、こんなお話もありました。
メンタルの不調で仕事を休んでいる職員のことを、「なんとか戻ってきてほしい」と願う経営者の方の声です。
これまで一緒に働いてきた大切な人。
会社のことを思ってくれていることも、よくわかっている。
だからこそ、簡単に割り切れるものではありません。
けれど現実として、長く仕事を離れる状態が続くと、会社として判断をしなければならない場面も出てきます。
「支えたい」という気持ちと、「組織としての責任」。
そのどちらも大切だからこそ、悩みながら向き合っている姿が印象に残りました。
さて、この2つの話。
まったく違うようでいて、どこか似ている気がしませんか。
それは、「そこにあるものは、当たり前になると見えにくくなる」ということです。
地域のお店も、一緒に働く仲間も、“ある”ことが普通になると、つい意識の外に置いてしまいがちです。
そして、少し距離ができたり、状況が変わったときに、「あれって、ありがたいことだったんだな」と気づく。
でも、本当はきっと、その前に気づけたらいいのかもしれません。
日々の中で、「あること」に少しだけ目を向けてみる。
それだけで、見える景色は少し変わってくる気がします。
そしてもう一つ、感じたことがあります。
大切に思う気持ちと、現実に向き合うことは、どちらか一方ではなく、両方あっていいということです。
誰かを大事に思うからこそ悩むし、大事に思っているからこそ、現実とも向き合おうとする。
その姿そのものが、やさしさなのかもしれません。
まちの保健室は、こうした日常の中にある“小さな気づき”を大切にしていきたいと考えています。
見えなくなっていたものに、ふと気づくこと。
そこから、人と人との関係や、まちのあたたかさが、少しずつ広がっていくように感じています。
当たり前の中にあるものに、少しだけ目を向けてみる。
そんな時間を、これからも大切にしていきたいですね。
ブログをお読みいただき、ありがとうございます。
感想などありましたら、お気軽にコメントいただけたら嬉しいです。

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てっちゃん (日曜日, 26 4月 2026 05:41)
参加させて頂きありがとうございました。実は前日はかなり落ち込んでいたのでアウトプット出来、また皆さんにコメントいただいたことで心がとても楽になりました。まさにまちの保健室だなと思いました。次回も楽しみにしております。