3/18のまちの保健室(体温と体重をかける)

「看板に今日の日付書いてあるし、写真撮りましょう!」

 

その流れで、いつもまちの保健室の部屋の入口に立てかけている看板と一緒に、私は撮影の被写体となりました。

 

みんなスマートホンを私に向けています。

 

私はみんなのスマートホンに応えようとして、目線を動かします。

 

「あれ、何だか、まちの保健室が今日で終わっちゃうみたいじゃないですか…(笑)」


まちの保健室が終了して、机の配置を戻していた時の出来事でした。

「この場所での最後の片付けだね…」などと私が発してしまった言葉が、撮影会に発展してしまいました。


みなさんが宿題をはき出してしくれた場所が、今回で最後ということで記念写真という意味合いから、このような流れになったのですが、今日はこんなお話をさせていただきました。


「言葉って癒しになるときもあれば、武器にもなる」

 

私は、研修や講演会などでいつも心掛けていることがあります。

それは、話術のテクニックでもなければ、イイことを伝えようとすることでもなく、何か気づいてもらえたらという気持ちを持って、言葉に体温と体重をかけていることです。


そうすると受け取る側に熱量と重量が伝わるのと思っているのです。

 

 

本日初めて参加してくれたお友達がいました。


お話しをされていて、ご本人の目から涙があふれ出てきました。

 

人とのご縁の大切さ!
私は独りではない!
仲間って素晴らしい!
一歩踏み出した自分ってスゴイ!
感謝!感謝!感謝!

 

きっと、こんなメッセージが涙となったのでしょう。

この涙には、体温と体重がかかっていたと思います。


サインダンスを披露してくれたお友達がいました。
手話ダンスのパフォーマンスに、たくさんの体温と体重がかかっている姿に感動しました!


夢を叶えるワークショップで色紙に書き出したメッセージを、見せてくれたお友達がいました。
色鉛筆で書かれた言葉とイラストには、確かに体温と体重がかかっていました。


うまくやろう…、恰好良く…、シナリオ通りに…、
これをすべてクリアできれば、理想なモノが届けられるとどうしても思い込んでしまいがちです。

 

ミスしても、うまくいかなくても、順番通りにならなくても、
どんなことにも体温体重をかけることができれば、「想いは伝わる」と思います。

 

予行練習をすることができないのが、人生の醍醐味。

 

一発勝負の人生ですから、失敗することもあることでしょう。

 

宿題が出てきたら、まちの保健室に来てください。

たくさんの体温と体重のかかったメッセージのプレゼントが、あなたをお迎え致します。


最後に、みんなで集合写真も撮ることができて、とても思い出になるJAビルでの最終回の「まちの保健室」でした。