8/9のまちの保健室(非地位財/無形資産を手に入れよう!)

「ファーストバースデーライブ開催!」
「就職先が決まりました!」
「セルフコントロールが前よりできるようになりました!」
「インコ飼いました!」
「戦おうと思いました!」
「太陽みたいな人ですね!」
「女子力高いですね!」
などなど、本日のまちの保健室、みなさんステキ過ぎです♪

 

 まちの保健室にご参加いただける方々に、確実に共通したことが2つあります。


 ひとつ目は、みなさん宿題を抱えていらっしゃるということ。人生では、色々な宿題にぶつかるものです。悩み(上手くいかないこと)とは「人生の宿題」といわれています。人間は悩まなければ気付かない事がたくさんあります。


 たくさんの悩みを持ち「乗り越えてきた人」は、いろんな気づきを持っています。いろいろと悩んだり傷ついたりした人の方が、「人生の宿題」にたくさん向き合っているので、器が大きくなりますね。


 もうひとつは、意識に変化が起こることです。


 人間は「先が見えないもの」や「正体が明らかではないもの」に対して最も恐怖を覚えます。人間の不安や恐怖は「想像力(心)がつくりだすもの」が最も大きいと言われています。


 持っている宿題をみんなに聞いてもらい、メッセージのフードバックをもらうことで、宿題が客観視できるようになります。また想像もしてなかった嬉しい言葉や、励ましに、一瞬、宿題すら忘れてしまうこともあるでしょう。

 

 宿題を抱えているときは、どうしても心が落ち着きませんが、宿題を客観視できるようになると、不思議と準備や対処ができるようになります。これは、心に隙間ができたからだと私は思います。

 

 その隙間で新しい具体的な対処方法を見つけてみよう!という意識が持てると、恐怖や不安が少なくなるはずです。


 まちの保健室に初めて参加される方々は、みなさん、こう思われると思います。

 -こんな大変な宿題を持っているのに、どうして元気なのかな?-と…。


 それは、持っている宿題に意識の変化を起こした結果、心に隙間を作ることができるようになった状態なのです。この心の隙間のことを、「成長」とも言い換えることができます。


 「人の振り見て我が振り直せ」ということわざがあります。
他人の言動のよしあしを見て、自分の振る舞いを反省し、直すべきところは改めよという教え。(創拓社『文芸作品例解 故事ことわざ活用辞典』より引用)


 要するに、誰でも自分を客観的に見ることができていない、ということなのでしょう。また、良きも悪しきも、大切なことは人が教えてくれるという捉え方でも良いかも知れませんね。


 まちの保健室の役目は、「集い」、「学び」、そして宿題を持って来ていただいた方々を、「繋ぐ」ことです。


 それは、同じ宿題でなくても良いのです。まちの保健室での出逢い、すなわち「ご縁」を繋げることで、より多くの情報と、仲間を手に入れることができます。それは非地位財と言うもので、無形資産を手に入れることです。


 地位財(権力や貯蓄、財産など)より、非地位財(無形資産)をより多く手に入れている人の方が幸福度が上がる研究もされています。

 

 人との比較とは関係なく、幸せが得られるもの、例えば健康、環境、自由、愛情といったものは、個人の生活に関わることで、安心安全な気持ちを育み、幸福度の持続性が高くなるという研究です。


 まちの保健室は、みなさんの「幸福度」を上げる、そんなお手伝いをさせていただいております。

 

 みなさん、非地位財、無形資産をまちの保健室でたくさん手に入れてくださいね♪


 では、これを持ちまして、残暑お見舞いとさせていただきますね!(^^)!