4/12のまちの保健室(どうして自然体でいられないのか)

 みなさん、生まれた時の記憶など覚えてないと思いますが、きっと生まれて2~3年は「自然体」だったのだと思います。

 

 辞書で「自然体」を引くと、 【気負いのない、自然な態度】(デジタル大辞泉)と出ています。
無理やガンバルということをしない人、何でも受け入れられる人、そしてストレスが無い人…「自然体な人」とはこのようなイメージですよね。

 

 自然体でいれるコツは、何でもOK!、そして答えを見つけようとしない!とりあえずでも良いから受け入れてみる!と言うと、どこかで聞いたフレーズではないでしょうか?


 まちの保健室の環境の中で過ごす時間を身体で覚えると、他の場所でもその効果を発揮することがあります。


 「話しかけやすそうな雰囲気」の人は、他者から見たら「自然体」に見えるのだと思います。同一人物が、職場スタッフというポジションの場合と、手伝いに来てくれている人という場合だと、後者の方が気が楽な感情を持つことができるという心理は、きっとその人物に対する自分が自然体でいれるからなのではないかと思います。この二つの例は、本日のまちの保健室で出た例です。


 「自然体でいる」というのは、きっと自分にとって善い事を引き寄せてくれるのかも知れません。

自然体な人と一緒にいること、ラクな気持ちや気分になりますよね?だから自分も自然体になれるのだと思います。


 イライラ・ピリピリ・ネガティブ・せっかちなどの人と一緒にいると、それが伝染することと同じで、自然体も伝染するのだと思います。

 

 では、どうして自然体でいることが難しいのか考えてみました。


 それは、世間や人の中で、自らを生きているからではないでしょうか?

 

 自然とは、「自ずから然り」と書きます。自分を覆っている見栄やしがらみ、過去に経験したイメージや他者からの押し付けられた習慣を自分自身で脱ぎ去り、多様な能力と可能性に自ら気づき、その自分を受け入れることです。

 

 これが、簡単にできたら苦労はしませんよね。人生、修行です。この修行に必要な情報や体験談、またちょっとしたヒントなどが「まちの保健室」にはあるのだと思います。

 

 まちの保健室では、みなさん自然体だと思います。

 

 だから、大丈夫です。


 身体で覚えたことは、忘れません。


 どんどんと上書きして、自然体になりやすい体質を作りましょう!

 

 次回は、4月27日(木)10時からです。お待ちしてます(^^)/