6/23(木)のまちの保健室

 「自己評価」とは、他人に評価されることとは違い、自分のことを自分自身で評価することを指して言います。例えば、生活パターンであったり、仕事に対しての心構えや完成度、その他にも対人関係についてなどを、良いか悪いかを段階別に自分で評価することです。
 自己評価とは、提出するものと考えてみてはいかがでしょうか?提出する状況というのは人によって、とえば勤務先、就職先、学校など様々な状況で、評価の意味も多少違ってきます。
 つまり、提出しなければならない環境や、提出した自己評価を読むであろう相手の立場に合わせ、自分を冷静に判断し、なおかつ知ってもらう手段のひとつになるわけです。したがって、「それ以上」でも「それ以下」でもなく、しっかりと自分をアピールできる資料と思って下さい。
 自己評価は、相手に自分をよく知ってもらうためのツールですから、メリットをたくさん発信できる資料となることが理想ですね。
 普段の生活の中で他人と比較して、「これが出来ていない」「ここが劣っている」などと自己評価して、自らをダメな人にしてしまう人がいらっしゃいます。自己評価=自己ピーアール資料を、自己評価=自虐アピール資料にしてしまう人のことです。
 もしあなたが受け取った自己評価資料が自虐アピール資料だったら、どんな気持ちになるか想像してみてください。きっとあまりいい気分はしないと思います。
 自己評価の低いひとに共通する特徴として、いつも自信がないと感じているタイプの人が多く、ネガティブモードな思考の持ち主です。このタイプの人は、そのこと自体がコンプレックスとして抱えていることも多いのです。だから、ついつい自分の評価を低くジャッジしてしまうのでしょう。
 出来ないことを出来るようにしたい!劣っているところを補強して完璧にしたい!とついつい考えがちになりますが、理想に到達するまで、出来ていない自分を責め続け、ついには疲弊してしまいます。だったら、どこかに提出するといった命題がなければ、自己評価など自分で採点する意味合いはどこにも無いと思いませんか?
 出来ないことができるようになることがスゴイことではないのです。
 劣っているところを完璧にすることがスゴイことではないのです。
 したいこと、やりたいことを、自らの意思で、することがスゴイことなのです。
 自己評価の真のねらいは”自ら気づかせる”ことにあるのだと思います。
 今日は、自己評価と成長言うキーワードで、色々なお話が出ましたので「自己評価」にフォーカスしたブログにまとめてみました。

 次回のまちの保健室は、7月6日(水)、〇〇〇ちゃんのお誕生日です(^^)/!
 みなさん、お待ちしてますねぇ~♪